現役ライター直伝! 書く仕事を続けるための「選ばれるポートフォリオ」を作成するコツ
ポートフォリオはフリーランスとして生きていく上では欠かせない、重要な営業資料です。
この記事では、Marbleスクール講師であり、現役フリーランスライター・作家のいしかわゆきの視点で「書く仕事を続けていくためのポートフォリオ作成のコツ」をお伝えします。
いしかわゆき(ゆぴ)/Marbleスクール講師
Webメディア・新R25編集部を経て2019年に独立。取材やコラムなどの執筆を手掛けるほか、生きづらい世界をいい感じに泳ぐために日々を発信する。
著書『書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜』(クロスメディア・パブリッシング)は3万部を突破し、ベストセラーに。その他著書に『ポンコツなわたしで、生きていく。』『聞く習慣』など。
ポートフォリオは「あなた」という商品を売り込むもの|自分のメリットを伝える4つのコツ
「ポートフォリオを作成する上で、注意したいポイント」。それは、商品の口コミやコメントと同じように自分を売り込むことです。
「この人に頼むと、どんな魅力を発揮してくれるのか」
「この人にお願いすると、どんな成果が得られるか」
ポートフォリオを書くときは上記2点のポイントを押さえたうえで、「自分を商品に見立てて記載する」のがポイントです。
クライアントに選んでもらうために書いておきたい、4つのポイント
ポートフォリオ作成の最大の目的は、自分の強みや良さをクライアントに伝えて、クライアントに選んでもらうことです。そのために、クライアントに自分がお仕事を受けるメリットを提示する必要があります。
その際に必ず書いておきたい項目は、「自己紹介」「対応可能な範囲」「趣味・特技」「クライアントの口コミ」。下記にそれぞれの項目に記載するべきポイントをまとめたので、ご覧ください。
- 自分が何者であるか
- ライターになる前の経歴
- 居住地
- 得意ジャンル・業界
- 対応可能な範囲を細かく記載
- 目につくようポートフォリオの上部に記載
- どれくらい熱量を持って趣味や特技に取り組んでいるのかを記載
- 具体的な事例を含めて自分の好きをアピール
- クライアントからいただいた具体的な評価を記載
- 第三者目線で自分にお仕事を頼んでもらうメリットを記載
実績がないなら自主企画に挑戦!柔軟性が高い問い合わせ作成もお仕事獲得のコツ
ポートフォリオ作成にあたって、「記載できる実績がない…」との相談を受けることが多々ありますが、私は「自主企画に挑戦すること」をおすすめしています。
インタビューライターとして活躍したいなら、自分で取材して、自分で記事にすれば良いんです。noteで書いた自主企画も実績に含まれるので、営業先にアピールできます。
▼Marble受講生による自主企画インタビュー

自主企画を行う際のポイントは、「自分がやりたい方向性で実績をつくること」。実績が今後の仕事を引き寄せるため、「どんな案件を受けていきたいか」をまず考えていく必要があります。
また、「柔軟性が高い問い合わせ先を用意すること」も大切であると考えています。
クライアントは、「案件発注の際、いくらかかるのか」や「何日で納品してもらえるのか」などを気にします。
そのため、ポートフィリオの問い合わせ先には、納期や料金を記載したうえで「お気軽にご相談ください」と記載するのが重要です。
依頼されてから「7日以内」が最適な納期です。7日以上執筆に時間かかってしまうと、他のライターさんと比較されてしまったときに「納期」だけで採用が切られてしまう可能性があります。無理は禁物ですが、「7日」と記載するのをおすすめしています。
金額を設定する際は、「自分が気持ち良くお仕事を引き受けられる金額」を考えることをすすめています。理由は、モチベーションを維持するため、そして持続可能なフリーランスライフを実現するためです。
また、駆け出しフリーランスである場合は、さまざまなポートフォリオを参考にして、低価格な金額に調整することをおすすめしています。特に序盤はスキルが足りないからこそ、経験を積ませていただく気持ちで数をこなしていくことが必要です。
経歴やジャンルによって相場感は変わるので、自分に似た人を基準にして、料金を設定してみてください。
「読まれるポートフォリオ」にするための3つの極意とは?
最後に皆さんにお伝えしたいのが、「読まれるポートフォリオにするための3つの極意」です。
1. 端的な文章を心がける
- だらだらと長い文章は、ライティング技術を疑う原因に
- ビジネスを意識した文章でわかりやすく書く
2. ポートフォリオになんでも掲載はNG!
- 今後引き受けたいお仕事に合わせて案件を記載
- 現在引き受けたくないお仕事はポートフォリオから排除
- 1番注力したいお仕事はポートフォリオの先頭に記載
3. 非公開案件も実績として記載可能
- 非公開案件を営業に使いたい場合は、ポートフォリオとは別の営業資料を作成して記載
- URLを限定公開できるNotionを活用して、営業先に送付(※注意事項として、「非公開案件を載せているため、外部公開はお控えください」と記載しましょう)
いしかわゆき(ゆぴ)の推し&これまで添削したポートフォリオをご紹介!
最後に、いしかわゆき(ゆぴ)が推す!参考にしていただきたいポートフォリオとこれまで添削したことがあるポートフォリオを載せておきます。ぜひご参考ください。
いしかわゆきが推す!参考にしたいポートフォリオ


過去に添削したポートフォリオを一部ご紹介



